こんにちは、キョウエイ角田です。
2016年4月14~16日に掛け、熊本を中心に九州各地で大きな地震が発生し、
今もなお活発な地震活動が続いております。
この度地震の影響で亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、
避難生活を余儀なくされている方々、復興へ向けて尽力なさる方々へ、
心よりお見舞いを申し上げます。
あれから1ヶ月が経ち、被災地では少しずつ災害の処理へ動いていますが、
災害によって使用不能となった家具などの「災害ごみ」の運搬・処理は、
現地の廃棄物関連の業者だけではとても対応し切れるものではなく、
弊社の所属している「一般社団法人全国清掃事業連合会(以下、全清連)」は
所属各社から作業員と車輌を募り、業務等の予定を調整して
数日間被災地の支援へ赴くことを決定致しました。
通常業務と並行しての支援となる為、参加出来る時間と戦力は限られますが、
弊社キョウエイからは従業員2名と3.5tの収集車1台で
2日間(移動日除く)参加させて頂く運びとなりました。
出発当日。被災地での大変な作業へ赴く2人の表情は、とても明朗で心強いものでした。
慣れない収集車での長距離運転がとても気がかりでしたが、
無事目的地に到着した旨の連絡が届いた時はとてもホッとしました。
2日間の作業の合間に撮影してもらった写真がこちらです。
中四国・九州各地から、作業車263台、人員549人の支援が集まりました。
取り組むのは、街の到る所に積み上げられている「壊れた家具」や「がれき」を
燃える物と燃えない物に分けて回収し、一時保管場所まで運搬する作業。
平素から皆様にご協力頂いている家庭ごみの分別も、
この非常時ではとてもしている暇が無いのです。
壊れた物をまとめて可能な限り整理し、一刻も早く元の街へ戻すのが急務…
支援を志願し、遠く熊本の地へ赴いた2名の従業員、
そしてその支援活動をサポートしてくださった全清連と現地スタッフの方々、
本当にありがとうございました。
短い期間で弊社が支援出来た部分は災害全体から見れば微々たるものですが、
被災地の方々が1分1秒でも早く元の生活に戻るお手伝いへ繋がることを
切に願っております。
今後も被災地への支援はまだまだ必要です。
個人が日常生活の中で出来ることは小さなものかもしれませんが、
買い物の際に被災地支援の商品を選んでみたり、
募金箱を見かけたら買い物のお釣りを入れてみたり、
僕も自分に出来る小さなことを少しずつ積み重ねていきます。
ではまた!